良ク噛ンデ生キマセウ

何か日常的に食べたり飲んだりしたものを多分書きます。

9杯目「ひやおろし」

職場にて。ちょっと色々とゴタゴタがありまして。
スンゴイ仕事量が増えまくりーな状況がここ暫く続いておりまして。

旨い食い物だ!あと旨い酒もだ!という思いに駆られまして、火曜日にですがちょいと飲んで参りました。
こういう時は奮発しないとダメですんで、雅びにて刺身に日本酒にと、フルコース行かざるを得ないのであります。

でも次の日仕事なので、余り飲んでしまうとアレですから、日本酒は2合までにしておこう、と心に誓っての入店であります。

週初めの火曜日という事もあり、尚且つ開店がPM5:30からの店に5時位に入店したので、当然他にお客様は居りませんでした(当たり前だ)。

さて。先ずは暑かったのでビールです。もう贅沢にヱビスビールですよもう!しかも琥珀!
其れをジョッキで惜しげもなくガガガーッと流し込むこの贅沢感。罰当たりと言われても反論出来ぬ程の所業。

そして最初のお通しで(今日のお通しは湯葉豆腐と海鮮マリネ)、ビールを2杯程頂き、本日の目的である刺身&日本酒へ。

 

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刺身はこのお店に来たなら是非共食べておかねば成らないであろうしめ鯖であります。

ここのお店のしめ鯖は、酢のしめ具合と良い鯖の脂の乗り具合と良い、パーフェクトの出来だと思いますな。
噛むと口の中で鯖の脂がジンワリと出て来て、噛めば噛む程鯖が口の中で縮んでいくかのような食感は、初めて食べた時に「此れがしめ鯖と言うものか!」と思ったものです。

でもしめ鯖頼んだらマスターに「蛸好きだから頼むと思ったんですが。」と言われ、んじゃあ頼むしかないだろう!と言う訳で水蛸のぶつも(でも色々と食べたいのでどっちも半人前で造って貰った)。

日本酒は最近になってぼちぼち出始めたひやおろしを頂く事に(銘柄は大観)。

そして刺身+日本酒のコンビネーションが終りそうになったので、次はどうしよっかなーとメニューを見ていたら、穴子の醤油焼き発見ですよ。

「マスター、穴子は醤油焼きだけなんですか?」
「白焼きも出来ますよ。」
「じゃあそれで!」

という訳で出て来ました穴子の白焼きであります。

 

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飲み物は巌のひやおろしで御座います。

自分、穴子はお寿司屋さんでの煮穴子しか食べた事が無かったんですが、ここで白焼きを食べた際に、穴子は白焼きのが旨い!と思ったものでして。
以後、ここに来て穴子があった時は、白焼きを食べておるのですよ。

白焼きはこの、表面がカリカリで、中はホクホクな焼き加減がたまらんですな。
山葵乗っけて醤油をちょこっとだけ付けて、あわてずゆっくりと味わうように食うべし。

でも穴子だけではちょっと物足りなかったので、追加で出汁巻き卵を注文です。

出汁巻き卵は旨いんです。実に。
ワカコ酒でも言われておりましたが、半熟の柔らかさでは無く、焼き上げた堅さでも無く、独特の程好い「層」な焼き加減が出汁巻き卵ですな。

それにちょこんと大根おろしを乗っけて、醤油をしたっと垂らして熱々の内に運ぶべし。

でも穴子と出汁巻きで飲んでいたら、出汁巻き半分程で日本酒がつきまして。どうしようか迷っていたのですが、結局物足りなかったので、もう1杯日本酒を追加ですよ。
最後は秋田富士の秋上がりで御座います。

んで、出汁巻き卵だけでは足り無そうだったので、追加でいかわさなる品を注文です。
たこわさをイカで造った品なのですが、小さい蛸が入っているたこわさとは違い、大振りに切られたモンゴウイカがこれでもかと入って居り、イカ好きな自分にはたまらん品でした。

飲み食いが終わり、ふと入店当初から気になる品があったのでちょいと拝借です。

 

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うめてんてー何してるんですか(いやこの場合、木内酒造が何やってんだ)。
噂には聞いておりましたが、現物は初めて見ましたよ(中身は入っていなかったけど)。

何故にこげな品がこの店に・・・?と思ったら、どうやらお客さんの誰かが持ってきたようで。
うめてんてーの漫画とか読んだこと無いので(作品自体は知ってるけど)、正直、興味は無いのですが、お店においてあると違和感が・・・スゲエ・・・。

そんなこんなで5時から飲んでいたので、7時半にはお暇する事に致しました。
一人飲みは時間も掛からず、色々自由に飲み食い出来るので気楽で良いですなぁ。